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「火天の城」を観て

依頼者が織田信長であるため、そこらじゅうにある中途半端な城ではなく五重の天守の城である。それも内部に吹き抜けの大きな空間を作るというものであった。しかし、岡部又右衛門(西田敏行)には大いなる危惧があった。それは、吹き抜けを作ることで、そこが火の通り道となるためである。想像以上に火の回りが早くなるのだ。このことをいかにして信長に進言するのか。このあたりが大変興味を覚える。

事実、安土城は築後3年ほどで焼けて消失してしまい、図面等も何も残っていないため、本当はどうだったのか検証できない。

又右衛門の娘である福田沙紀は弟子の市造のことを好いており。彼が戦場へ行かされたとき必死で自分の記念のものを渡すのである。やがて、その戦いが終わりみんなは帰ってくるが、市造だけは帰えって来ない。物語の展開から絶対に死んではいないと思った。やはり、最後のほうでは。・・・

信長を暗殺しようとする集団があり、そこの女忍者が水野美紀で又右衛門の配下として働いており、暗殺のチャンスを狙っており、蛇石を運ぶときその集団と一緒に襲うのである。

五重の天守であるため、とても長い檜の大木が必要であり、又右衛門が木曾の山中まで捜しに行く。しかし、木曾は敵国でおいそれとは手に入れることは出来ない。杣頭(そまがしら)の甚兵衛(緒形直人)は木曾の領主の反対を押し切って又右衛門に木を切って渡すことを約束する。それも、今までに無い城を建てることに賛同したためである。しかし、甚兵衛は木を渡したため殺されてしまう。この城が築後3年ほどで焼けてしまうことを知ったら、とても残念に思ったであろう。
福田沙紀-01.jpg
福田沙紀
水野美紀-01.JPG
水野美紀
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